靴下に名前を記入する際、素材や色の影響でマーカーだけでは不十分なことがあります。
そこで便利なのが耐久性の高いネームタグですが、どんなタイプがあるのでしょうか？
靴下専用の耐久性ネームタグは主に3つのタイプがあります。
●靴下に適したネームタグの種類
・アイロンで接着するタイプ
・フロッキーネームの転写タイプ
・アイロン不要の粘着タイプ
これらのネームタグは、靴下の「足の土踏まず」「つま先部」「ふくらはぎ部」に貼ると、剥がれにくくなります。
ただし、専用タグ以外のものは剥がれやすいので、注意しましょう。
特に伸縮性の高いか毛羽立ちやすい素材の靴下には、これらのネームタグが有効です。
耐久性が高く剥がれにくいネームタグの選び方と、一度貼った後に長持ちさせる方法をご紹介します。
この記事を参考に、靴下への名前付けをもっと手軽に行いましょう。
靴下専用の耐久性ネームタグ3タイプ
靴下に使える耐久性ネームタグは本当にあるのでしょうか？
確かに、洗濯に強い靴下用ネームタグは3タイプ存在します。
マーカーだけでは不十分な靴下には、はっきり見えて剥がれにくいこれらのネームタグが理想的です。
以下で、靴下におすすめのネームタグの種類を詳しく紹介します。
アイロンで接着するタイプ
アイロンで接着するタイプのネームタグは、高温設定のアイロンを使用して圧力を加えることで、接着剤を溶かして靴下にしっかり固定します。
一度きちんと貼り付けると、手洗いしても剥がれにくく、特に汚れやすい靴下に最適です。
アイロンで接着するネームタグの取り付け方
ステップ1：ネームタグを貼りたい箇所に置いて布をかける
ステップ2：スチームをオフにし、アイロンを高温に設定し、20秒間しっかりと押さえる
ステップ3：ネームタグを靴下に強く押し込む
ステップ4：冷却する
ステップ5：しっかりと貼り付いているかを確認
貼り付けが不十分な場合は、再度アイロンを使って固定します。
フロッキーネーム
フロッキーネームは、伸縮性が高く靴下と一緒に伸び縮みするため、剥がれにくいです。
●フロッキーネームの特徴
・特殊な転写加工が施されたネームタグ
・生地に密着しやすい短い繊維で伸縮性を向上
このタイプのネームタグは、アイロンで15〜20秒押さえて転写します。濁点や細い線が剥がれやすいので、貼る際は念入りにアイロンをかけましょう。きちんと貼り付けるため、貼り付いているかを確認しながら必要に応じて再度アイロンをかけます。
アイロン不要の粘着タイプ
アイロン不要の粘着タイプは、強い粘着力を持ち、靴下に確実に固定できます。
使用方法は簡単で、貼りたい場所にネームタグを置いて指で押し付けるだけです。
アイロン不要の粘着タイプの貼り方
ステップ1：ネームタグを貼りたい箇所に置く
ステップ2：ネームタグ全体を生地になじませるように指で押し付ける
ステップ3：角部分を特に強く押さえる
特に多忙な方にとって、このタイプの簡単さは大きなメリットです。
しかし、強力な粘着力のため、剥がす必要のあるものには適していません。
また、ボアやニット、フリース、ファーなどの毛羽立ちやすい素材には向いていないので注意が必要です。
剥がす予定のあるものや大切なものには、粘着力の弱いタグ用シールを選びましょう。
アイロンを使用するか、強力な粘着力を利用して、靴下にも名前シールをしっかりと貼り付けましょう。
保育園向け靴下に最適な名前シール3選とその貼り方
靴下に耐水性・耐摩擦性のある名前シールをどこに貼るかは、一つの課題です。
靴下に名前シールを貼る際、伸縮が少なく摩擦しにくい場所を選ぶのがポイントです。
特に保育園や幼稚園では、先生がすぐに識別できる位置にシールを貼ると便利です。以下の場所への貼り付けがおすすめです。
●推奨される靴下の名前シール貼り付け位置
・土踏まずの部分
・足の指先
・ふくらはぎ
・足口の内側
足の土踏まずの部分
足の土踏まずの部分は、伸縮が少なく摩擦も少ないため、シールの剥がれにくい場所の一つです。
靴を履いている間は他人の目につきにくいので、プライバシーも守られます。
ただし、5歳以下の子供ではアーチが完全に形成されていないので、摩擦が多少増えるかもしれません。
アイロンを使うタイプのシールの場合は、靴下の素材や滑り止め部分への影響に注意しましょう。
足の指先部分
足の指先部分は、床との摩擦が少なく、生地が伸縮しにくいため、シールが剥がれにくい場所です。
靴を履いているときは、名前が見えにくいので、他人に見られる心配もありません。
特にアーチが未発達の小さな子供には、指先部分が摩擦が少なくて適しています。
ふくらはぎ部分
デザイン性の高いシールを使う場合、ふくらはぎ部分への貼り付けがおすすめです。
目立ちやすく、見た目にもアクセントを与えます。着脱の際に引っ張られる足口部分を避けて少し下に貼ると、剥がれにくくなります。
他人に名前を見られたくない場合、ふくらはぎの裏側への貼り付けが有効です。
靴下が紛失した際にも名前を簡単に見つけることができます。
足口の内側
足口の内側に名前シールを貼ると、他の部分より汚れにくく摩擦に強いです。
この位置なら、他人に名前が見られることも少なく、プライバシーを守ることができます。
アイロンタイプのシールを使用する場合は、足口のゴム部分を傷めないよう注意が必要です。
100円ショップの名前シールは靴下に効果的？
100円ショップで販売されている名前シールも靴下に利用できますが、剥がれやすい可能性があります。
粘着力が弱いとされる評判もあり、貼り直しを行うとすぐに剥がれることがあります。
デザインが豊富な100円ショップのシールですが、価格や品質を考慮するとコストパフォーマンスについては留意が必要です。
特に人気キャラクターのシールは価格が高めの傾向があります。【大見出し】
マスキングテープで靴下に名前をつけられる？
靴下の名前シールとしてマスキングテープを使おうとする方もいますが、これはお勧めできません。
マスキングテープの粘着力は弱く、靴下に貼ってもすぐに剥がれてしまいます。
洋服のタグなら問題なく使えますが、靴下の生地では洗濯で剥がれてしまう可能性が高いです。
マスキングテープの代わりには、アイロン接着タイプのネームテープを選びましょう。
タグ用シールは靴下には向かない？
布用の名前シールの中には、タグ専用のものもありますが、靴下に使用すると洗濯時に剥がれやすいです。
タグ用シールは靴下専用のものと比較して粘着力が弱いことが多く、伸縮性にも欠けています。
そのため、靴下に使用すると、場合によっては一回の洗濯で剥がれてしまうことがあります。
靴下専用におすすめの名前シール3種類とその取り付け方法
靴下に使える名前シールは様々な種類がありますが、どれを選ぶか迷うことが多いですね。
特に靴下用として剥がれにくいシールを選ぶことが重要です。
そこで、以下の3種類のシールが特におすすめです。
●靴下用に適した名前シールの種類
・アイロンで接着するタイプ
・フロッキー加工の名前シール
・アイロン不要の粘着シール
これらのシールの特性やおすすめポイントを詳しく解説します。
アイロンで接着する靴下用シール
アイロンで接着するタイプの靴下用シールは、中小サイズで可愛らしいデザインが多く、特に綿100%や綿ポリ混合の布に適しています。
濃い色の靴下に使うと、名前が目立って便利です。
フロッキー加工の名前シール
高品質の国産フロッキー加工シールは、立体感と色の鮮やかさが魅力です。このタイプのシールは、耐洗濯性にも優れており、忙しい保護者にとっても便利なアイテムです。
アイロン不要の粘着シール
アイロン不要の粘着シールは、その強力な粘着力で靴下にしっかりと貼り付けられます。
カット済みで簡単に使える上、食洗機や電子レンジにも対応しているため、余ったシールを他の用途で利用することも可能です。
靴下用の名前シールは可愛いデザインが豊富にありますので、お子様の好みや使用する場所に合わせて選ぶとよいでしょう。
ノンアイロン名前シールの長持ちさせるコツ
毎日の忙しい中で、一度貼った名前シールをできるだけ長持ちさせたいですよね。
ノンアイロンタイプのシールでも、耐久性を高める方法があります。
シールの角をしっかり圧着
靴下に貼った名前シールは、着用や洗濯の繰り返しで角から剥がれやすくなります。
アイロン使用時やノンアイロンシールの場合は、特に角部分をしっかり圧着させることで、長持ちさせることができます。
洗濯ネットの使用
名前シールを貼った靴下は、洗濯時にシール部分を裏返しにし、洗濯ネットに入れることで長持ちします。
ただし、乾燥機の使用はシールの剥がれの原因になることがあるので注意しましょう。
製品によっては乾燥機対応のものもあるので、事前の確認が大切です。
靴下用の名前シールを長持ちさせることで、名前付けの手間を減らすことができます。
まとめ
・靴下に最適な名前シールはアイロンタイプ、フロッキーネーム、ノンアイロンの3タイプです。
・アイロンタイプは熱で固定し、しっかり貼り付けられます。
・フロッキーネームは伸縮性に優れ、立体的なデザインで目立ちます。
・ノンアイロンタイプは強い粘着力で簡単に貼り付けられますが、剥がす際は注意が必要です。
・タグ用シールは靴下専用タイプに比べて粘着力が弱いため、洗濯で剥がれる可能性があります。
・名前シールの耐久性を高めるには「角部分のしっかりした圧着」「洗濯ネットの使用」「貼り付け場所の選定」が重要です。
子供が保育園や学校に行く際、全ての持ち物に名前を付ける必要がありますが、適切な名前シールの選択と小さなコツで、この作業の負担を軽減することができます。
